どるぅさんの
サブストーリー
〜どるぅの冒険〜

 

第1章 第2章 第3章<最終> 「再生編」  
外伝1 外伝2 外伝3 外伝4  
練金編        

 

「外伝第1」

 どるぅの外伝1「訓練所でにゅう」

ぴんぽんぱんぽーん♪

 本SSは「どるぅの冒険」第一章の外伝となっております。
 御覧の前に、「どるぅの冒険」第一章から最終章までをお読みください。
 お読みでない場合、全く意味が通じないのをご了承下さい。

ぱんぽんぴんぽーん♪


 我が家を追い出されたどるぅは、
「にゅうにゅうにゅう」
 と決意を胸に、ランニングシャツとトランクス1枚で訓練場に突入。


 漢は拳で語るべし!
 さっそく遭遇したスライムを、

 叩いた
 叩いた
 叩いた

 どるぅはスライムに、

 叩かれた
 叩かれた
 叩かれた

 あっというまにどるぅ瀕死。
「にゅぅぅぅぅ〜(泣)」
 滝涙し、訓練所を脱出。

 漢取り止め(理由:死ぬから)。
 武装を整えるべし…って、100sで何を買えば…
 鍛冶屋前で途方にくれる。
「にゅう…」

 そこに通りかかる鴨…いや、小金をもってそうな人。
 知り合いの芝村である。
 たしか、10万sは持っている筈。
 さっそくたかってみる。
「にゅう」
 たかり完了。
 無利息、無担保で3万sも借りられました。
 もちろん、裁縫士という職業だから借りられたというのもあるけど。

 さっそく買い物に出発。
 レザーアーマー、パワーブーツ、ウッドシールドにロングソード。
 レベル1で装備できて、いまの体力で装備できるぎりぎりいっぱいの装備。

 装備を完了したどるぅは、
「にゅうにゅうにゅう」
 と決意を新たに、訓練場に突入。

 あ、豚。
 どるぅは豚を、

 斬撃
 斬撃
 斬撃

 どるぅは豚に、

 斬撃
「にゅぅぅぅぅ〜!」

 1撃でどるぅ瀕死。


 やばい、豚はやばい。
 同様なことを一通り他の魔物に試した後、結局スライム潰しに落ち着いた。
(奇跡的に病気、毒の被害は受けず)

 多少余裕がでてくると、周囲に目をやる余裕もでてくる。
 訓練所というだけあって、訓練生は他にもたくさんいる。
「にゅう」
 どるぅは訓練生に挨拶をした。
 斬撃
「にゅぅう!」
 いきなり斬りつけられあわてて逃げ出す。
「?、?、?、にゅう」
 まだ、この頃はPKという言葉も、パンダマークも知らなかった。
 雑学技能もまだ低い。

 そうして、ぷちっ、ぷちっとスライムを潰していくうちに、訓練所卒業。
 この後、ラムパス湿原、サイエフ平原で雑学技能を驚異的な速度で伸ばしていくことを、

 どるぅはまだ知らない。

                     (どるぅの外伝1 激臭…もとい劇終)
 

 

「外伝第2」


 どるぅの外伝2「ラムパス湿原でにゅう」


 −CAUTION!−
 本SSは「どるぅの冒険」第一章の外伝であり、
閲覧を実施する前に、「どるぅの冒険」第一章から最終章までを読了しない場合、
内容の把握が出来ない事を警告する。



 ラムパス湿原にてオークに狩られ、ゴブリンに狩られ、スライムにたかられ、PK・EKに狩られ、それでもやっとLv10になる。
 唯一の高レベル技能である雑学の中に、
「Lv10を越えたら盆地にて盗賊とコウモリを狩るべし」
 というのがあった為、盆地へGO!



 盆地で、黒犬に出会った。
 かなう筈もないので、遠巻きに挨拶。
「わんこわんこ」

 しかし、振り向けばわんこ。
 知らぬ間に背後に黒犬が!
「にゅぅ〜(泣)」
 どこから出てきたんだーこの犬はー(泣)。
(そうか、モンスターはこうやって突然に湧くのか)
 犬の餌となりながらも、雑学技能が上昇。



 ラスランの墓場から、懲りずに盆地へGO!
「盗賊とコウモリのいる場所には犬はでないよーん」
なる雑学のお告げにより、犬のテリトリーを一気に突き抜けるのだ。

 しかし、盆地に入ってすぐに「狩って良いよ」なる声が上から聞こえてきた。
 はて、何を狩るんかいなの見てみれば、ヒドラが下山している!
 あー、魔法当てて誘導してきたな!
(雑学技能212ページ参照)

 もう盆地は大混乱さ。
 押せ、押すなの騒ぎの中、ヒドラがぷはっと毒を吐いた。
 当然解毒なんて持ってるはずもなし。
「…にゅっうっ…」
 どるぅ、初の毒死。



 最後の勇気を振り絞り、盆地へ盆地へ盆地へ盆地へGO!GO!GO!GO!(電車でGO!のリズムで)。
 犬の狩り場を全速力で駆け抜け、なんとか右端の盗賊とコウモリの狩り場に到着。
 あ、バットだ。
 でも、もう他の人が斬りかかってる。
 他人の得物に手を出すべからず。
(雑学技能Lv6にて修得)
「飼育中、狩らないで」
「…にゅう」
 さすがは高レベルの雑学技能、飼育の記載も存在する。

 しかたないので、人のいない場所を探し出しバットを狩る。
 しかし、それほどたたぬ内に上の方からぞろぞろと人が…

「ここあいてるよ」
 空いてない
「ここにしようか」
 ちょっとまて

 どるうは、団体さんに囲まれた。
 バットが出ても、
「飼育中、狩らないで」
 盗賊が出ても、
「飼育中、狩らないで」

 …1時間経験値上昇無し…

「にゅううぅぅ〜(泣)」
 どるぅ盆地に敗北。
 泣きながら湿原まで全力疾走する。



 盆地怖い。
 それ以来、どるぅは犬を狩れるレベルになるまでは盆地に入ることはありませんでした。

 だからLv18になるまでは、「にゅう」が聞けるのはラムパス湿原だけ!


                     (どるぅの外伝2 劇終)
 

 

「外伝第3」

 どるぅの外伝3「裁縫ギルドでにゅう」


 警告的文章

 比文章「冒険的奴流宇」第一章外伝哉。
 本章読了前比文章閲覧時、汝認識不可解的内容了承哉也?


 今回は裁縫ギルドの見学。
 さすがに裁縫スキル1では、裁縫チャレンジは無謀すぎるので見るだけにする。
 今日も今日とて大盛況な裁縫ギルド。
 ギルドマスターの周囲に20人ほど固まって裁縫三昧。
 でもこれだけ広いギルドの建物で、入り口付近にしかギルドマスターがいないし、ギルドマスターが見えない場所で裁縫が出来ないっているのは、激しく矛盾を感じるどるぅであった。
 
 裁縫団子の中にビザンティを発見。  
 おーいビザンティー!
 返事無し。
「にゅう?」
 聞こえてないのか?
 ビーザビザビザビザビザビザ!

『静かに』
『ギルド内で騒ぐな』
『成功率が落ちるだろうがこの阿呆!』
 一斉にチャリンの嵐。
「にゅにゅにゅう〜!」
『こっちゃこい!』
 ビザンティにギルド外に連れ出される。

「にゅう?」
 ビザンティは困惑している。
「裁縫ギルド内では会話は厳禁!」
 雑学技能が上昇、この技能は後ほど役に立つこととなる(第一章参照)。


 時は流れて初めての裁縫。
 裁縫技能も7になり、マント裁縫にチャレンジ。
 袋一杯布一杯。
 さっそくショバ代を払って裁縫開始。

 裁縫完了。
 ギルドから静かに退出。
「…にゅうー(にっこり)」
 初裁縫にして、マント7着生成完了。

 この調子なら、技能を伸ばしていけば3万返済なんて直ぐ〜♪
 服屋でマントを売り払った後、すきっぷしながら馬狩りへ。

 ちなみにその時の儲けは、レベル上げまでに、
墓場→サイエフに全速で戻る→チャリンしかない、の三段階逆スライド方式によって全て装備に消えていった。

 必死でレベル上げし、技能も8に伸ばし、再度裁縫ちゃれんじ。
 こっそりとギルドに入り、こっそりと裁縫開始。
「…」
 こっそりとギルド脱出。 

「にゅうぅう〜!(滝涙)」
 技能伸ばしたのにマント3着!
 なんでじゃー、と裁縫団子からビザを引きずり出す。
「まああれだね…最初はビギナーズラック?」

 どるぅしょーっく!

 その後、こっそりこっそりこっそりと、裁縫を繰り返してみるものの、
5着、3着、4着のマント…

 裁縫戦士どるぅよ。
 器用度が低すぎるぞ。
 今日も泣きながら馬を狩れ。
「にゅうぅ〜(泣)」

                     (どるぅの外伝3 劇終)

 

 

「外伝第4」


 きぃぃぃぃーん(ハウリング)

 この文章はぁ、「どるぅの冒険」のぉ、外伝的存在でありぃ、
事前にぃ、本編の読了おぉ、強く求めるものであるぅ!

(黒塗りの街宣カー撤退。菊の紋があるかは不明…にしておかないと危険)


 語り尽くしたと思われる裁縫戦士どるぅの遍歴。
 その中でも、最も長く語られ、それゆえに省略されてきたサイエフ平原でのエピソードを語ろうと思う。


−タイトルコール−

 どるぅの外伝4「サイエフ平原でにゅう。馬餌、蟹餌」


 かの者が、サイエフに登場したのは、そう、Lv12の頃であったか。
 ラムパス湿原でのレベルアップに限界を感じ、ケンタウロスを狩りにやってきたのが最初である。
「にゅう!」
 どうやら早速得物を発見したようだ。
 素早く接敵し、プレートソードで斬撃する。
 オイッス、オイッス、オイッス
 某唇お化けの挨拶のような擬音を発し、ケンタウロスの反撃
 即座にどるぅ消滅…

 その後、ラスランの墓場から泣きながらサイエフまで駆け戻り、チャットリングしか回収できなかった姿を目撃されている。


 ケンタウロスには未だ力及ばずと悟ったのか、サイエフにある海岸にて、クラブを狩る姿が報告された。
 とれとれぴちぴち蟹料理なる怪しげな歌を歌っていたという情報もあるが、これに関しては未確認である。
「にゅぅう!」
 高い競争率ながらも、蟹を発見。
 競合する戦士が居ないことを確認した後に突撃を開始。
 素早く接敵し、ロングソードで斬撃する。
(筆者注:前回はプレートソードだったが、攻撃力不足を認識したためかロングソードに持ち替えている)
 ガリ、ガリ、ガリ
 削岩機のような音を立てて、クラブの反撃
 善戦の後にどるぅ消滅…

 その後、ラスランの墓場から泣きながらサイエフまで駆け戻り、チャットリングしか回収できなかった姿を目撃されている。
(筆者注:ラスランの海岸はPK、EKの狩り場でもあり注意が必要。どるぅが海岸入り口にてPKに殺害されたという観察報告も寄せられている)

 サイエフデビュー戦以後、今では装備もマントとツーハンドソードに代わり、対モンスターの勝率も上がったことはは確かだが、未だにケンタウロス、クラブの貴重な蛋白源となっていることが検証の結果判明している。

 これ以降の記述は、どるぅ氏本人の強い希望もあり、控えさせていただく。
 本人による執筆の再開は、カリィの洞窟デビューを期に行う事を確約している。
(執筆は芝村優吏。ちなみに改造ツーハンドソード購入の為に5万の追加融資をどるぅに対し行っているが、未だ未返済である)

                               (どるぅの外伝 これにて完)

 

まだまだ他の外伝が出そうだな・・・